星漢燦爛がハッピーエンドで私のアジアドラマの一年を締めくくったので、
幸せな気分で年越し出来そうです。
wowowのアジアドラマ部門で一位を獲得したそうですね。
エンタメでは確かに一番毎週楽しめました。
SFファンとしては「三体」を一位に押したいですけど、エンタメとしてはかなり重厚で硬質だったので楽しいテレビドラマでは無かったと思います。
テレビドラマというより、長編映画の何部作分でした。素晴らしい最高傑作作品だったので、是非wowow以外でも配信される事を期待しています。
さて、星漢燦爛に戻りますが
人生を共に歩む主人公達となり、再び結ばれる事になりました。
共に並んで歩む事は、夫婦になっても多くの夫婦が難しい男と女の永遠の課題です。
私は女なので、妻側の気持ちとなりますが、
言葉通りに夫婦で街中を歩くという事ですら、ちゃんと歩調を合わせて歩ける夫が少ないです。
女性は歩幅が狭くヒールも有る靴だと、男性の歩幅に合わせるのが大変です。
結婚して、お互いに慣れてくると相手に合わせるより自分のペースで歩く様になります。
手を繋いでいると夫もゆっくり歩くけど、そうで無いとどんどん先に歩いて角で歩くのが遅い妻をイライラしながら待っているのもよく有る事。
幼児連れの時は母親が子供の手を引くと、もっと遅くなり、父親が先に行ってしまい、はぐれそうになる。
私の夫もせっかちなタイプだったし、元々歩くのがとても早い人だったので、先に行かれると、ついて行かない様にして、その場でじっと待つ事にしたり、子供の手を私ではなく夫に繋がせたりしました。
多くの妻がそう言う不満を覚えた事があると思います。何故なら、女同士の夫に対する不満話で必ず出る話だから。
中には、ついて行くのが嫌になりデートで出かけたのだけど、先に行かれてはぐれたからそのまま1人で家に帰った人もいました。
前にも言ったと思うけど、
いつまでも女が後をついてくると思うなよ‼️
なぜ、いつもいつも女の方が男に合わせて後をついて行かないといけないのか?
一旦、疑問に思ったら、もう、いいや、ついて行くのはやめる!
と気持ちが離れた瞬間、、心の距離は置いて行かれたその距離と同じになり、それが続くと、縁を切るところまで進んでいくのです。
男からしたら、
え?
何で?
女が後をついてくるのは当然なんじゃ無いか?
と気にもしなかった事なので、不機嫌になった妻の方が悪いとしか思えないのです。
星漢燦爛でも、少商が何度も子晟に共に並んで歩きたいと告げているにもかかわらず、勝手に決めて少商を置き去りにし続けたせいで、ついに少商からも縁を切られる事になり5年間ずっと後悔し続ける事になります。
アジア文化圏の男はレディファーストが出来ない人が極めて多いのは、本当に遺憾です。
最終回という事で、生存者オールスター出演で、うまく治りました。
少商ファンクラブの男三人、それぞれの生き方、愛し方もちゃんと比較出来る脚本になっていて上手い終わり方でした。
やはり私の一押しは袁慎だなぁ。
少商は将軍の娘だから、命懸けの戦闘とかあっても肝がすわっているけど、普通の女は無理よね。
袁慎の言う様に、情の深さで負けたのかもしれないけど、袁慎も十分に情は深いと思います。
不疑は恋愛において初恋らしく素直な所とあまりにも不器用なところが、女心を掴んだと思います。
少商の為に命懸け過ぎるから、腹を立てていてももう無視できないし、許しちゃう。
こう言う自分の為にちょっとお馬鹿になる所が可愛く思えるのよね。
完璧スーパーヒーローの光武帝こと文帝ですけど、最後に不疑と少商が、鏵州で自分が出席出来ない所で成婚すると聞いて拗ねまくって、越妃に閉め出されるシーンがありました。
光武帝がよく門限を破って城下町で部下と飲み会するので、皇宮の門番が怒って閉め出したエピソードを使ってて、よかったです。
朕ですけど?皇帝ですよ〜と呼ばわっても、分かっていながら、門限破るなんて皇帝であるもんかと入れてくれなかった話。
本当にスーパーヒーローなのに可愛い男です。
少商の家族も皆、可愛い良い人達ばかり。
天涯孤独だった不疑に温かい家族が出来た事が一番な幸せでした。
彼らのその後をスピンオフかなんかで見てみたいなと思いました。
チャオ・ルースー、ウー・レイ、素晴らしいドラマを有難う!
二人の演技に拍手喝采です。
UNEXT辺りでの配信も待ってます。