鬱すぎる前編見終わって、きっと後編はハッピーエンドに違いないと思い視聴しています。
前半に続き、スローペースで話は展開していきますが、主人公達が白鹿とアレン・レンだから見ていられます。本当に美男美女。
今や、数ある中華ドラマの中でゆったりと流れるこの時間が癒しの時間ともなっています。
中国の名家のお屋敷の佇まいやインテリアに見惚れたり、白鹿演ずる時宜の着るドレスや普段着もとても素敵。現代物でもとても美しくスタイルの良さも上品系。
アレン・レン演じる周正辰の髪型がちょっともっさりしてて額を出した方が素敵と思うなのだけど、その野暮ったさが浮世離れした名家の跡取りらしいので良しとしてます。
普段から上質の服しか着た事がない感じも良く出てて、前世の皇子様らしい品の良さ。
時宜はどうやら少し前世の記憶がありそうで、悲恋のまま成就しなかった縁を再び結び成就させようと頑張っています。
超奥手の彼をゆっくり時間をかけて慣れさせるところから関係を深めるのは、高貴な猫を相手にしてあるかの様。
時宜も前世の記憶がちょっとあるせいか、豪華なプレゼントや衣装や高級品や格式高い家屋敷などの周正辰の身の回りや環境や育ちに、さほど驚きもせず馴染んでいます。
普通の庶民ならついていけないレベルの差に気後れしたりしますよね。
時宜の父は経済学者で母は体育教師らしいから、そこそこの中流と言えます。
でも自分の声優としてのキャリアで、上海にマンション持ってるから成功組ではあります。
しかし、周正辰の家とは桁違いですから、前世は皇太子妃候補だったり皇后候補だったお姫様だった記憶があるからこそ、ゴージャスな環境に当たり前の様に馴染んでいると思います。
周正辰が時宜に送るドレスや衣装の数々にも、普通だったらシンデレラ気分でもっと大喜びですよね。
当然の様に受け取ってるのが、前世の記憶持ちを表してるようです。
さて、私のもう一人のお気に入りは周正辰の友達の梅行。
この人、こうぎょうきで山猫王子だった人ですね。すごく魅力的で、この人と結婚したら何の問題も無く幸せになれそう。
訳がわからないのが、弟の文川とその妻の佟佳人。
弟は兄に対する嫉妬心と劣等感から悪意を持ってるのだろうけど、元婚約者で弟と結婚した佟佳人はいったい何で野放しになってるの?
妊婦突き落としたんでしょう?殺人未遂でしょう?
みんな知ってるのに、しゃあしゃあとよく食事の場や集まりに顔出せるよね?
しかも、周正辰に未練がましくまとわりついてるし。
何なの?この女!
まあ、そう言う対比があって主人公二人の清純さが引き立つんだけど。
義理の母も常識無いわよね。
嫁として認めないとか、気に食わなくても、式上げる前なら、赤の他人なのだから、それなりの礼儀が必要じゃ無いの?本当に失礼な人だよね。
それに義母推しは佟佳人だったなんて、見る目なさすぎじゃ無いか?
いくら家が金持ちでも、結婚において大事なのは家の品格だよ。時宜の家も品格はあると思うし、大学教授同士で釣り合ってると思うけど、佟佳人に品格があるとは言えないよね。好きでも無いのに弟と結婚して兄を追いかけてるなんて、悪口叩かれて当然だと思います。
その点、美人でちゃんとした文人の家で自分も賞を取ったりするキャリアのある声優の時宜の方がずっと格が上だと思います。
何より周正辰が初めて心惹かれて好きになった人だし。
この大の大人なんだけど、初々しいラブロマンスを丁寧に積み重ねていく展開が心洗われる様で
本当に好きです。
このドラマも夫と一緒に観てますが、
「童貞だから、仕方ないか。」
「行け!女の方から押し倒さないと埒があかんぞ!」
「あ〜〜!行かんのか、行けんのか?
あかんやっちゃな!」
などと品のない言葉が飛び交ってはおりますが、
夫も結構楽しんでいる様です。
今のところ、結婚してるのに二人はキス止まりですが、
一体、成就する事はあるのか?
それはいつなのか?
を毎回の楽しみにしております。