致命遊戯は中華ブロマンス

WOWOWで放送中の致命遊戯、見ています。

貴重な中華ブロマンスで、本国では全編配信開始2時間後に停止となった作品です。

ブロマンス好きの皆様、超面白い作品ですよ!

バーチャルゲーム「霊境」の世界で生死を共にする美形男子二人。

主人公 凌久時 リン・ジウシー  

    (ホアン・ジュンジェ)

    阮欄燭 ルアン・ランジュー

               (シア・ジーグァン)

です。村人のNPCに話を聞いて回ったり、異世界攻略も楽しめます。

タブーを解明し、鍵を見つけ扉を開けると次の世界へ行けます。ゲーム内で死ぬと、現実世界でも死ぬらしい。

主人公のリン・ジウシーはゲームのプログラマーで攻略に才能があります。彼は可愛い系で、謎の男、カッコいい系のルアン・ランジューがリン・ジウシーを助けるイケメン役。

二人ともビジュアルが綺麗でゲームキャラっぽい容姿。

ゲーム会社でキャラデザイナーをしている次女にお勧めしたいなと思っています。BL大好きオタクなので。

謎解きも面白いし、テンポもはやいし、ホラーみもあるし、ブロマンスもたっぷりで、最高です。

 

寧安如夢 白鹿はやっぱり綺麗

中国では白鹿(バイ・ルー)やチャオ・ルースーやヤン・ズーをあまり美女じゃない普通の容姿というので普通女というらしいのですが、この三人に共通なのは演技力と圧倒的な個性があって主演女優としてのカリスマもあるという事。

そして、私のお気に入りの女優さん達です。

特に、白鹿は十分美しいと思います。こんなに綺麗な人、そこら辺には転がってないよね。

 

この寧安如夢でもとても美しいので、他にも綺麗な女優さんもいっぱい出演しているのに、白鹿の顔に画面が移ったら、あ、やっぱり一番綺麗!となりますもん。

物語も序盤が過ぎてやっと人間関係も分かるようになりました。

最初は良くなかった家族関係も本当は皆雪寧の事を心配して愛しているのがわかり、雪寧も今度こそ大事な人達を守ろうと頑張ります。

 

男主達、見た目はとても麗しいのだけれど、セリフがちょっとね。ボソボソ話してて分かりづらい。ま、字幕見ればわかるんだけどね。ながら見してたら、誰か分からなかったよ。感情が声に乗ってないのかな。

男主の謝危、清廉潔白な官僚の張遮を雪寧が好きな事を知り、嫉妬しますね。でも、彼のことは嫌いじゃないから、味方にしたいようです。

一方、張遮は雪寧を皇太后と姪の策略から見事な推理で救い、雪寧に会ってから、婚約者との縁談を破棄します。清らかさんな役がとってもお似合い。

このような善人を自分の権力の邪魔だてしたと、殺してやると思う皇太后って本当に悪人だわ。

薛家の人間は皆こんな感じ。本当は謝危の父親なのに息子を目の前にしても気が付かなかったりする父親。燕家の血を引く息子を皇太子の身代わりに差し出して、今の地位を築いたようです。

謝危の復讐の相手はこの父親か?

 

燕家と薛家の両方の血を引いている謝危の不幸が心に刺さります。

皇帝陛下は謝危の味方ですが、この両家の争いをどう思っているのか、ちょっと分かりません。

体が良くないので、長生きしないだろうと、母親の皇太后や味方であるはずの薛家からもまだ、生きているのに次の皇帝に弟をと画策されて気の毒です。

今のところ、張遮が雪寧のことをどう思っているのかが、一番気になります。雪寧は今世こそ、彼を救いたいから、自分の恋心は封印するつもりですけど。

謝危の雪寧に対する愛が自覚するまで進んできたところが、何とも言えない片思いの辛さを醸し出してて良きです。好きになった自覚が出たのに相手は違う人を思っている。

良いですね!

不憫だし、闇堕ちしてるし、片思いだし、ツボをつきまくりです。

恋愛の醍醐味はやはり片思いに有りますから。

 

三国機密8話 郭嘉登場

郭嘉がやってきました!

凄いカリスマを感じますよね。もう全てお見通しの様で怖い。

満寵は郭嘉の手のものなので、自分の不手際で郭嘉の計略に支障が出たのでは?と涙を流すぐらい。董承のクーデターの裏にあるものも解明できていないので、満寵も曹丕郭嘉に解明してもらいたいと願っています。

一命を取り留めた曹丕ですが、命を救ってくれて恩のある皇帝陛下を能力を隠していると見て、疑いを持ち、その正体を知りたがっています。

それを郭嘉に知らせ、謎を解いてもらいたいと言います。曹丕曹操の軍にもこの許都にも袁紹に密かに通じている者があとをたたない今、陛下が袁紹と通じている事を恐れています。

曹丕という人間が、情に流される人ではなく常に大局を見据えて曹操の嫡子という自分の立場で出来有る最大の事をしたいと冷静に考えているのが分かります。

そして、郭嘉という曹操が一番信頼している参謀に、自分が跡取りとして相応しい人物であると認めてもらいたがっています。

凄いですよね。まだ、15や16の子供ですよ。大人顔負けの策謀家ですよね。弟の曹植が常に父親の曹操のそばにいて可愛がられているのももう知っていて、自分は遠ざけられており、父親の愛情も弟の方に注がれているのもわかっています。

複雑な親子関係と兄弟間の跡取りを巡る闘争がはや始まっているようです。

だからこそ、郭嘉に自分の才を認めてもらい、父親の曹操に良く言ってもらいたいのですよね。

弟の曹植はその詩の才能と優しい心根だけで、父親から愛されていますが、父に実はそっくりの曹丕は同族嫌悪で愛されず、曹丕はその才能と実力で父親やその家臣達や親族から評価されるように常に頑張らなければならないのでした。

不憫な曹丕曹操の息子と言うだけで命を狙われて、喉に深い傷跡まで出来たのに本当に心配してくれたのは母親と妹だけという可哀想な子なのでした。

不憫で健気なのに誰も気づいてくれない曹丕です。檀健次、似合ってます!

これから、不憫枠でどんどん闇落ちして冷酷な支配者になって行くのね。

郭嘉は気づいていますよね。跡取りとして曹丕曹植、どちらが良いか常に家臣たちは値踏みをしていますが、郭嘉のそれはとても大きいものと曹操は捉えるでしょう。

郭嘉は危ない戦場にいるより荀彧や皇帝のいる許都で政治を学ぶ方が曹丕のタメになると助言しました。郭嘉はきっと曹丕を跡取りに推すと思うなぁ。曹丕郭嘉の会話は賢い人同士の会話って感じだもの。

そして、次回は曹丕が怪しいと助言した陛下と郭嘉の対面です。

郭嘉に比べたら楊脩のザコいこと。楊脩は自分の才をひけらかすタイプですが、周りには賢い人だらけなので、評価はあまり良く無い感じですね。

臣下で有りながら、ラスボス感漂わせ拝謁した郭嘉。楊平の陛下、頑張って!

 

三国機密7話 曹丕、死なないで!

曹丕、春の祭礼で王子服の兄の王越に敵討ちだと曹操の息子だからと喉を切られちゃった!

え、死なないよね?!

うん、死なない。魏の皇帝にならないといけないし。

頸動脈は切れてない。でも、気道や声帯は傷ついたよね。

夫婦で見ていて、曹丕が死なないと分かってるのに心配ちゃいました。

夫もその前に兄の敵を取ったりして、このまだまだ少年の曹丕が曹家の嫡子として凄く頑張っているので、肩入れして応援していたようです。

曹操が戦争で留守なので、総領息子として俺は頑張るみたいなところがさすが曹丕

惣領息子は子供の頃からそういう躾をされており、家を代表して公の場に出て行き挨拶したり、行事に参加するので少年といえど、そういう場にいるのは当然かと思います。

この度、劉平が曹丕の命を救った事で曹操は皇帝に借りができ、クーデターの関与について追求は出来なくなりました。

もっとも、劉平は純粋に目の前で人が死ぬのを見過ごせなかったからですけど。

一方、皇后は自分に憧れているらしき曹丕を駒で使えるかどうか値踏み中です。

15歳の少年なんて、海千山千の皇后にしたら容易いもの。コロコロと手のひらで転がされます。

それにしても、人の妻に惹かれる性癖はやはり父親譲りなのかな。

曹操は人妻好きで有名でしたが、三国時代の英雄にとって、敵の妻は勝利の証のような物で、敵の妻が前夫より貴方の方が良いわと言ってくれたら、そこで完璧な勝利となるからかな。

それに敵の妻妾という事は、自分のライバルになる男の眼鏡にかなった美女であったり、名門の娘だったりするから、もうその敵の妻であった時点で選ばれて評価が高い物件な訳で、忙しい英雄にとっては保護するという目的と妻妾に付随している一族や家臣も一緒に手に入れる事ができる訳です。

徳川家康もその考え方で、多くの未亡人を側室にして子供も産ませました。

曹丕の妻の卞夫人はなんのメリットも無い身分の低い側室でしたが、美貌と才知に長けていて産んだ子供達は皆美しく優秀だったので、曹操は後に嫡妻扱いにします。これは子供のおかげですね。

だからこそ、曹丕が父の曹操の命もないのに出過ぎた真似をしたと折檻したわけです。

曹丕が殺した兄の殺害犯によると、兄の死にはもっと裏がありそうです。

前回、揚州の司馬家に帰ると司馬懿と一緒に宮城を出た劉平でしたが、やはり漢王室は家族なので見捨てる事ができない劉平はまた、皇后の元は帰りましたが、司馬懿も劉平を見捨てる事ができず、陰ながら支えることにして、都に帰ります。

史実では皇帝とのつながりは殆どなく、曹丕の参謀として歴史を動かして来たイメージの司馬懿です。

まだ、少年の曹丕にはさしたる興味もなさそうですね。今回、初めて見たぐらいでしょうか。

曹操の息子はこいつか?ぐらいかな。

曹操に仕えるのではなく、曹丕を選んだのはどのぐらいの段階で選んだのでしょう。

天下取りの夢を皇帝ではなく、曹操でもなく、曹丕に託した司馬懿の心の変遷をこれから見ていく事になるのでしょうね。

今は皇帝である劉平のものである司馬懿ですが、女だけでなく男も人のものが欲しい性癖が親子であるようです。

曹操劉備の義兄弟である関羽に惚れて、何度も口説いてはにげられていますよね。

曹操曹丕司馬懿をものにできたら、お前を認めるみたいに唆したりしたのかな?

後継の息子には最高の参謀が必要なのを知っていたから。

まだ、お互いに何の意識もない司馬懿曹丕のこれからの行く末を見守って行きたいです。

って、これ、恋愛物じゃ無いですよね?

とにかく、少年曹丕の造形を見事に演じている檀健次に👏です。顔立ちがやはり美しいし、貴公子ですよね。そして、乱世らしく、武芸も達者。

殺陣が素晴らしくて、本当に鍛錬して頑張ってる感じが出ています。

こういう史実が背景にある時代劇は、ワイヤーアクションが少なくてリアル感があって良いですね。檀健次の優しい顔立ちが武芸が達者なのに似合ってます。全日本剣道選手権大会とかで、何連覇もした方って面をとったら、優しい女顔が出てきて、こういう人が一番強いってまるでアニメや漫画の世界だわと思ったものです。

檀健次もこのタイプですよね。リアルアニメキャラ。本当に強そうに見えますもん。

古装劇で殺陣がどんどん派手になって行って、怪我が絶えない俳優さんがいますが、普段の所作とか行動を見ていると、そんなに運動神経はよく無い人なので、無理しているなと可哀想になります。無理して練習して危ない事をやらされている気がします。

檀健次みたいな運動神経抜群の人は何でも軽々と出来て、難しいことも軽々やってのけるから、また、本当に強く見えるんですよね。

でも出来ない人が練習してやっても一生懸命さが出てて、全然強そうには見えない上部だけのカッコ良さになるので、やめた方が良いと思います。

誰の事を言っているかわかる人にはわかると思うけど、怪我が多くて可哀想で、つい長々と言ってしまいました。

 

 

 

三国機密6話 クーデターの裏側

董承のクーデターは失敗に終わり、董貴妃はお腹の子と共に命を落とします。

皇帝劉平の怒りは凄まじく、張蕭と賈詡にその怒りがぶつけられます。この二人はコロコロとつく主人を変えて成り上がって来た将軍達です。

賈詡は全て皇帝陛下の為と答えます。このおじいさんは私欲ではなく本当に漢王朝の為に動いている人じゃなかったっけ?

張蕭は曹丕のおにいさんを殺した将軍でしたが、曹操の軍師郭嘉の命で、満寵が味方に引き入れた将軍です。

怒ったまま退出した劉平は外で控えていた曹丕にお前の兄を殺した男がそこにいるぞと言い、共通の敵へ恨みを待った者同士の絆を見出します。

この時の二人はとても良かったですね。陛下も曹丕も美しいので眼福でした。

曹丕が15歳ぐらい。劉平が18歳と言うことでタン・ジェンツーとマー・テエィンユーの身長差もちょうど良い感じです。

まだ、少年で力もなく仇を目の前にしても何も出来ない悔しさが、二人に溢れています。

そして、劉平は皇后の伏寿の方から誘われて共寝をしようとしますが、ただの慰めでない謀略を意図としての行為と疑い、使い捨ての駒扱いされるのに怒ります。そりゃ急に据え膳されたら、怪しみますよね。よくぞ、踏みとどまった!

司馬懿に会うために、曹操の家をでて、弘農王妃なところの司馬懿に会いに行きます。

そして、司馬懿とともに河内へ帰ると言います。

 

当然ですよね。もう漢王朝の存続は無理とほとんどの人々が思い、英雄が割拠している時代なのですから。

王朝が倒れる時って若くして皇帝が死に幼帝が続くパターンが多いですよね。いくら優秀な皇帝でも中々好き放題の臣下を従えることは難しいです。大人になる前に殺されてしまったりします。漢王朝も幼帝が次々と暗殺されて、今に至ります。18歳の皇帝に出来ることは出来るだけ長生きして、子供をたくさん作ることぐらいしか出来ることはありません。

 

劉平と再会して、さて、司馬懿はどうするでしょう。

曹操の家と皇帝皇后を守った曹丕ですが、皇后からそうかとしか言われなかった事に、どう思ったでしょう。真相にきづけたかな?立場が違うと同じ出来事でも受け取り方が違うし、曹丕はとても賢いから裏があるときっとこの皇后の反応で気づいたと思います。

劉平も曹丕もまだまだ子供で立場こそ違うけど、自身の無力さを感じ、ただの駒だいたくない、自分で自分の人生をコントロールしたいという点では等しい気質の持ち主です。お互いに同じ仇を持ち、少し、接点ができた回でした。

 

雲の羽 最後まで視聴した感想

ダレる事なく最後までドキドキして、先が読めないサスペンスで面白かったです。

ダークな世界観がとても良かったです。

衣装も黒が基調で画面も話も暗いけど、だからこそ男主の明るさと善良さが引き立っていました。

男主のジャン・リンホーはこういう役が一番似合いますね。美しかったし、かっこよかったです。主人公が成長するお話でしたが、最後の最後にその甘さがあの結末に繋がったかと思います。

女主のユー・シューシン、今まで演じてきた可愛いぶりっ子キャラじゃなくて刺客の役にチャレンジして、頑張ってましたが、もう一人の女優さんの方が演技も魅力もあって食われてました。

ぶりっ子の演技を抑えたのは良かったんだけど、

あんまり美人じゃ無いから、笑顔でなければただのブスとバレちゃった感じさえします。

うちの夫でさえ、この子が主役?オヘチャだね。華のない女中顔だと、容赦のない評価でして。

愛嬌で持っている可愛い系の人から愛嬌をとったら、ただの一般人という感じですね。

やはり、逆手にとってあのあざといぶりっ子演技で押し倒しても良かったかな?

演技が一本調子であまり演技力が無いのが露呈してしまったかな?

 

でも、お話はおもしろかったし、とても良かったです。

ただ、男主が女主にすぐに夢中になるのが不思議だったぐらいどこにそんな魅力があるのか分からなかっただけです。

ジャン・リンホーは寧安如夢で、男主①の謝危の役を演じていますが、こちらは裏のあるサイコパスの怖い役で、まだ前半なのでこれから変わるかもですが、やはり良い人役の方が似合うと思いました。

他にもイケメン揃いで敵方も皆良くて、特に女主を子供の頃から見守って来た魑魅魍魎の網の四人のうちの一人の人、彫りがふかく、儚げで良かったです。儚げ美男子といえば、月公子の人も綺麗でしたね。

チョン・レイ、ティエン・ジアレイの兄弟もブラコン炸裂で妖しくて萌えました。

wowowで放送後、他の局でもやると思うので、見れなかった方、是非、ご覧になってください。

 

三国機密5話 董承のクーデター

劉平、やっと司馬懿に会えましたね。

司馬懿も荀彧に下級官吏の仕事を貰って皇帝陛下に目通りがかない対面したら、探していた楊平がその皇帝になっていたとは夢にも思わなかったことでしょう。

司馬懿の渋い顔。かなり怒っています。

連絡もしないで、何で、他人に利用されてんじゃ!

というところでしょう。

荀彧の手前、芝居をする司馬懿

劉平は司馬懿に会えて嬉しいけれど、すぐに司馬懿が怒っていることに気づきます。

このショボンとしたところが可愛い。

でも、皇后からこれから起こるクーデターの成否次第では巻き込むと司馬一族も滅亡しかねないから、距離を置くように言われます。

このクーデターは劉平の兄の劉協の遺勅によるものですが、劉平も考えつくように、仮に都を占拠出来ても、周りは曹操の軍がいっぱい。劉備孫権など有力な豪族に頼むしかなく、それだと、曹操と何の違いがあろうか。

兄の皇帝にしてみれば、有力な豪族たちの間で上手くバランスをとるのが一番なのでしょう。

今は一方的に曹操の力が強く、皇帝が董承に期待したのは曹操の力を削ぐぐらいが関の山では無いでしょうか。

曹操袁紹官渡の戦いで対峙していて、まだ、どちらの勝利か分からない今ぐらいしかチャンスは無かったから。

曹操に取って代わるには董承は小物だから、捨て駒になるのは目に見えていますが、董卓の頃からずっと皇帝とあちこちに流浪して有力者を渡り歩き、曹操に頼るのも董承の手引きによるものだったから彼しか頼る者はいなかったからかも。

または曹操を討つことを前から強く進言していて抑えが効かなくなっていたのかもです。

娘の董貴妃は皇帝の子を孕っていますが、父親が討たれたら庇う力は皇帝には有りません。

自分は無関係だと保身を計らねばならないぐらいの弱い立場です。

皇后、伏寿は父親にいざとなったら伏氏の事も考えよと言われます。漢王朝の劉氏より古い家柄のようです。家柄と言えば、劉氏よりも司馬懿の司馬家も古いですよね。この頃の名家はそういう秦や周王朝の頃からの名族がゴロゴロいました。

こういう一族は大変プライドが高いものです。

共産国家の現代にも続いていて、いわゆる族譜があるような一族は漢民族の中では王族、貴族の誇りを持っています。

先日、10月5日に檀健次のバースデーソロツアーコンサートが南京でありましたが、その時には広東語の歌も幾つか歌われ、中にはロック調のラップのような歌がゲストとともに歌われました。

この時に動画のコメント欄に広東語の歌ではなくて客家語の歌ですよと言うコメントがありました。スクリーンにも歌詞が流れていたので、聞いただけでは歌詞の意味が分からない発音なのが分かりました。

ちょっと調べてみましたが、客家とは近代になってから言われるようになった言葉ですが、意味は古代中国の王朝の王族や貴族が王朝が代わる事にそれぞれの王朝の首都や中原から段々南下しやってきた漢民族の名族のことを言います。

元々いる南部の民族からしたら、北から来た客人の家ということで、客家と言うそうです。

現代での客家の有名人は孫文、鄧小平、リ・クァンユーなどがいます。華僑となって世界中に散らばった一族もいますが、そういう一族は華族と呼ばれています。東南アジアの中国人はそういう人達ですね。それぞれ、支配階級になっています。

古代から続く一族の族譜を大事にして古代中国語の言葉が言語に残っていて、その言葉を客家語と言うそうです。

ですから、三国志で使われていた言葉も、この客家語だったかもです。

日本でも古語は僻地に残ると言われて、地方の方言なんかに古代日本語の発音や言葉が残っているので、なるほどなと思います。

日本に残されている漢詩の方が中国に残る漢詩よりも多く、発音も古代中国語が残っていたりするそうですよ。

そう言う客家が文化を大切に次代に継承してきたから、北方の異民族の王朝時代でも中国の文化や文明が途絶えなかったと言えます。伝統行事の中に獅子舞があると聞いて、日本の正月の獅子舞はこの客家から来た物だろうなと思いました。

南部の方の漢民族こそ、本流であるという意識も有るようです。

三国志のこの時代において、全てにおいて最高の能力者であり、カリスマも備えていた曹操は実力ではレベル違いに他を引き離していましたが、一番のコンプレックスは出自が良くない事でした。

日本の戦国時代の豊臣秀吉みたいですけど、曹操文人として、漢詩も優れていたし、教養も大変高かったから、その点は違います。

でも、名族だらけの中にあって天下を狙うには皇帝が絶対に必要でした。それも先祖の名声に頼れなかったからです。

自分自身の力に頼まざるを得なかったし、味方も増やすにはそのカリスマ的な魅力に寄らざるを得なかった訳です。

この三国機密はその曹操に利用された側の皇帝の話ですので、この危うい政治的なバランスをいかに取って漢王朝を永らえさせようと試みたかが、描かれ行くと思います。

そして、曹丕とどのような関係を築いて行くのかも。

 

曹丕ですが、反乱軍に屋敷を攻められて、この門をくぐるものは全て殺せ!と剣を手に戦う姿はかっこよかったですね。

15歳ですよね?

檀健次、撮影時、多分一回りは上ですので殺陣上手すぎます。厚い服を着ててもものともせず敵を倒します。細くて小さく見えますが、身体能力は誰よりも高かったりします。15歳にしては強すぎる。

前にバラエティーの動画でガタイの大きなガッシリ筋肉質の人と綱引きをするのを見ましたが、いかにも華奢で小さい檀健次が、始終優勢で最後はあっさりと勝っていました。向こうはヘロヘロでしたが、檀健次は余裕ありましたね。

見せる用の作った筋肉と、子供の頃から作り上げた超一流アスリートの筋肉の差でしょうか?

体幹も全然違うのは鍛えてきた年数も訓練の質も違うから。

流石中国最高の体育大、北京体育大を飛び級で16歳で入学し、MIC男団でデビューする前に秘密の軍事訓練四年受けただけあります。

殺陣も本当に強そうに見えますもん。実際に強いのでしょう。一撃が軽く無い、本当に殺しに来ている感じです。空手の形の様に一撃必殺なので寸止めしている感じです。

前回視聴した時は、綺麗で可愛い俳優さん、演技も上手いしいいわ〜名前、覚えておこう!程度の認識でした。

何年か経ち、よく知ってからは見どころが増えて、より凄さが見えて2回目の視聴とは言え、結構楽しんでみています。

このドラマの出演者で、今、一番売れているのは檀健次ですので、彼が大ブレイクして、また、このドラマがより多くの人に愛されているのも感慨深いですね。