五公主の悪事が見事にバレて、その馬鹿娘っぷりが陛下、皇后、越妃、凛不疑などの皇族達に露わとなります。
我儘娘で、自分を賢いと勘違いしている馬鹿な娘とは認識してたけど、これほど馬鹿だったとは!
親である皇帝も皇后もこれは辛いよね。
五公主が言い訳をする為に言い募れば募る程、思い知ります。
皇后は傷心のあまり寝込むことに。
五公主、ちょっと可哀想になるぐらいな駄目っぷりでしたね。
敵ながら、ああ、あかん、それ言ったらあかんやつ。な言葉を次から次へと。
自爆とはこれのこと。
少商の考えぬいての報復っぷりは、色々と弁えていて、私はとても良かったと思います。
五公主が賢い人なら、そこで騒ぎ立てずに丸く収まった筈。でも、馬鹿だから後先考えずに騒ぎ立て悪事がバレることに。
この一連の少商のいじめ池落ち事件や逢引き濡れ衣事件など、凛不疑は蚊帳の外だった事に腹を立てます。
自分を頼ってくれないで、少商が一人で報復までやってのけた事で、喧嘩に。
この回、私、主人と視聴してたんだけど、主人は全く凛不疑の味方で、私は少商の味方で夫婦で意見の対立となりました。
五公主のイジメと言うには度をすぎた少商への攻撃は、少商が自分で同じくらいやり返す場合は、事は大きくならず、皇后も傷つかないで済みます。少商が一番に気に掛けたのは皇后を悲しませたくない事じゃないでしょうか?
凛不疑に知られたら絶対に派手に倍返しするのは目に見えているから、言わなかったと思います。
案の定、イジメに加担した令嬢やその親の大臣達に苛烈な仕返しをします。
絶対にこれ、やりすぎだよね!
こう言う点では、本当に男って先を読めないで激情に走る傾向があるよね。
少商のお母さんも、婿のこう言う点を懸念しています。最初からこの性格を見抜いていたよね。
でも、男はこう言う女の冷静なところが、愛が足りないのではと、不満に思いもっと自分のために取り乱して欲しいと願うのです。
何処まで身勝手な愛なんだと思いますよね。
頼ってもらえないから自分の男としてのプライドがきずついただけでしょう。
女が冷静なのは冷静で無いと愛する人を守れないから。
子供や大事な人を危機から守る時、本当に愛していたら頭フル回転しながら、行動しますよ。
男を頼って泣き喚いている女は、自分が可愛いだけの女。自分がどう見えるかを気にしている悪女ですね。
よく子連れのクマぐらい恐ろしいものはないとよく言われますが、本気の女は男よりよほど恐ろしく残酷な事も平気でやってのけるのが真実です。
私もこの何十年かの間に、命の危機を感じるような時が、何回か、ありました。
震度六の震源地にいたこともありますし、オウム真理教のサリンテロの時も、家族がニアミスしましたし、夫が出張先で倒れた事もあります。
その都度、家族の命の安全を如何にして守るか、何をすべきか、一刻を争って手を打たねばならない事がありました。
どうしよう?とか不安に駆られてウロウロする間に死ぬかもしれないのです。
そう言う時は、危機に立ち向かう強い心と何手も先を見通す頭が必要です。
私は弱い女だから、あなたに守ってもらわねば生きていけないの、などと抜かす女は背中を蹴り上げで良いとおもってます。
少商がこんなに先まで読み、ぐっと自分を押さえて完璧な復讐をしたのに、不満を言うなんて。
なんて我儘なんだ?
一体、少商を幾つだと思っている?
10歳も年下の少女に男に甘えるのが足りないとまだ要求するなんて、ちょっと相手に求めすぎじゃ無い?
まあ、それも恋のスパイス。
陛下と凛不疑の小芝居は、熟女の越妃と皇后には見破られてましたね。
お陰で、看病に忍んでくる少商の可愛い姿も見れたし、ラブラブ度もマックスで、ようござんしたね。 杖刑って二十発も打つと普通に死ぬらしいから、将軍の娘の少商も後で騙されたなと気づいた事でしょう。